U-15、最後の公式戦。

県内のすべてのU-15プレーヤー達が、最後に目指す最高の場所。

50チーム以上ある中で、長く厳しい戦いを勝ち抜いた限られたチームのみが

出場できる場所。

そのピッチにたてる幸せも感じながら、頂点を目指してのゲームでした。

 

序盤からエンジン全開。

いつも試合の入りが悪かったのは過去のこと。

彼らが経験を積む中で、もう何も言わなくても入り方は選手自身で克服できてました。

よしきを中心に相手の縦パスが入るタイミングで守備の強度をあげて、

よく狙いボールを奪うことができてました。

一進一退の攻防の中、相手ながら素晴らしいミドル。あれは仕方ないかな。

ベンチから見てても、綺麗なボールの軌道でした。

ペナの数メートル外の自陣ゴールの近くであれば、

練習でやってる距離なので、必ず正面に誰かがいってたはず。

ただ、あの遠い距離からは私も想定外。

ここで終わらないのが、またまた君たちの成長の証し。

ゆうだい、たくとのチームを鼓舞する声、しっかり聞きました。

相手のキーマンもケアしながら、大崩れすることなく、

後半からもしっかりと良い守備からの攻撃。

後半早い時間帯に、左サイド、つばさが高い位置で相手にプレッシャーをかけてボールを奪う。

そのままカットインしながらインフロントで巻いたコースを狙った素晴らしいシュート。

盛り上がりました。

素直で努力家のハードワーカー「つばさ」でなければ、あのしんどい位置でプレスはかけられなかったかも。

また厳しい守備をしたすぐ後のプレーだったので、シュート体勢に入った瞬間、ふかすか？

とも頭をよぎりましたが、狙い澄ました見事な精度のキック。

もうまぐれじゃありません、間違いなく2年半ずっとやり続けた練習の成果です。君の力です。

いけいけムードの中で、もう1点が取れれば・・・。

失点後は、もうリスクを負ってでも攻撃重視。

よしき、たくと、ゆうだいを1列づつ前へポジション変更。

40分ハーフで普段やってない難しい状況ではあったが、よく押し込みました。

そんな中、ゆうだいがボールを保持した展開で、たくとが左を抜ける。

ゆうだい、しっかり見てました。

たくとの走るスピードを落とさず、かつ相手DFとGKの間の位置へ、しっかり配球してくれました。

GKも前にでてきていたので難しいシュートではあったが、これもまた素晴らしいループシュート。

たくとの判断の良さもでたシュートでした。

チームは、まだぜんぜん死んでませんでした。最後の最後までゴールを皆で目指してました。

体力的にも苦しい時間帯、前でしょうたが必死にボールを全力で追う姿。

何度まわされても、あきらめることなく・・・。

すごく想いが伝わってきた姿でした。

 最後に君たちの気持ちが入った素晴らしいゲームを

見せてもらいました。

成長した姿が頼もしかったです。

本当にありがとう。

試合終了後、本部でXEBECさんのスタッフと談笑。

XEBECさんも初戦であり、夏にトレーニングマッチもやってるので、

うちを相当警戒してくれてたみたいです。

守備では球際に厳しく、攻撃ではしっかりビルドアップもできて、カウンターもできる

良いチームですね、と褒めて頂きました。君たちのことです。

誇りに感じてください。

「今年3部では、もう断トツですか？」と聞かれ、思わず「はっ、はい」と

うそをつくとこでした(笑)

そこはしっかり、「そうでもなく・・・」と正直答えておきました。

 

これでU-15の公式戦は終了。

本当にお疲れ様でした。

よく、やりきりました。

ただ、君たちのサッカーがこれで終わる訳ではありません。ずっと続きます。

今後は、自分で調整しながらトレーニングに参加してください。

高校でも頑張る選手は、トレーニング続けないと、やばいくらい動けなくなります。

また練習では、後輩の手本になってください。

父兄の皆様には今までチームへの絶大なる支援、選手への応援を頂き、

本当にありがとうございました。

感謝致します。

 

・以下、2019年度公式戦「U-15リーグと高円宮杯」の全得点及び全アシスト総計

前期予選ブロック:9試合

後期決勝リーグ　:5試合

高円宮杯　　　　:1試合

【得点者】れお　　　10点

　　　　　ゆうだい　8点

　　　　　ゆうま　　6点

　　　　　しょうた　5点

　　　　　たくと　　2点

　　　　　こうた　　2点

　　　　　つばさ　　1点

　　　　　あさひ　　1点

 

【アシスト者】ゆうだい　6点

　　　　　　　しょうた　4点

　　　　　　　れお　　　3点

　　　　　　　たくと　　2点

　　　　　　　あさひ　　2点